ミドリメモ

我輩はパパである。育休はもうない。

吾輩はパパである。育休1年間のうちもう残り2ヶ月しかない。

吾輩はパパである。仕事はもうしばらくの間してない。育休が終わったら仕事なんかできるのか不安である。(一人称変更)ぼくは育児を担当することで妻と合意し、育休を1年間もとっている身である。毎日オムツを替え、ミルクを与え、時に絵本を読み、風呂に入れ、抱っこをし、寝かしつける。大変だ。

 

ぼくが育児を担当することになった理由を話しておこう。

 子が欲しい派のぼくに、子はあまりいらない派の妻が妥協して「産んであげるからあなたが育てなさい」と言ったからだ。
 大事な部分だからもう一回言う。「産んであげるからあなたが育てなさいと。

 しかしよく考えると悪い話でもない。妻が仕事して、ぼくが専業主婦をしてもいいってことじゃないか。男女平等社会の最先端である。素晴らしいじゃないか。

 これからの新しい挑戦にワクワクしていた頃、「なんか勘違いしてない?あなたは今まで通りの労働しながら、子育てが追加されるだけですよ。」と。夢からすぐに醒めたのである。まあやっぱりそうですよね。

 

そこから、ぼくの精子がほぼ全滅状態だった等という語るにも値しないとりとめもない出来事からの妻に不妊治療を強いるハードモードを経て、ぼくと赤ちゃんが出会うに至ったわけで。

 

 これを書いている今現在、その赤ちゃんは生後約10ヵ月。1年もあったはずの育休はすでにもう残り2ヵ月となった。時が過ぎるのは早すぎる!時よ戻ってくれ。休みを戻してくれ。

 育休前は色々なことをしようと夢が広がっていたのだがまだ何もなし遂げていない。毎日育児をしているだけのしがない中年男性と成り果てた。

 

残り少ない育休中に、何か成し遂げなくてはならないと思って育児日記を書くことにした次第である。